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サーバーとは? 初心者にも分かるWEBサーバーの基本

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Webサーバーとは?

「サーバー」という言葉、よく聞くけれど、いまいちピンとこない……。そう感じている方も多いのではないでしょうか?

この不思議な存在「サーバー」は、実はあなたが普段見ているWebサイトやブログを支える、とっても重要な裏方さんです。この記事では、サーバーが一体何者なのか、そしてあなたのWebサイトを公開するために必要なレンタルサーバーについて、初心者にも分かりやすく解説していきます。

サーバーはインターネット上の「コンビニエンスストア」

もしあなたがWebサイトを公開したいなら、まずは「サーバー」という家を借りる必要があります。サーバーの役割を分かりやすく説明するために、身近な「コンビニエンスストア」を想像してみましょう。

  • あなた(クライアント):「あのWebサイトを見たい!」とリクエストを出すお客さんです。
  • Webサーバー(コンビニの店員):あなたのリクエストを受け付け、探しているWebページのデータ(商品)を渡してくれる人です。
  • Webページのデータ(商品):Webサイトの文字、画像、動画など、すべてがデータとしてサーバーに保管されています。

あなたがPCやスマートフォンでWebサイトのURLをクリックすると、あなたのデバイス(クライアント)からサーバーに「このページをください!」というリクエストが送られます。サーバーはそれを受け取り、保管しているWebページのデータをあなたの元へ返します。この一連の流れが、Webサイトが表示される仕組みなのです。

サーバーは24時間365日、いつでもリクエストに対応できるよう、休むことなく稼働しています。

もう少し踏み込んで解説!サーバーの具体的な役割と種類

実は、Webサイトの裏側では、複数のサーバーが連携して動いています。サーバーは大きく分けて2つの役割に分けることができます。

 

1. ウェブサーバー(Web Server)

 

Webサーバーは、HTMLやCSS、画像ファイルなど、すでに形が決まっている静的なコンテンツを配信する役割を担います。あなたのPCがWebサーバーにアクセスすると、Webサーバーは保管しているファイルをそのまま送り返します。

 

2. アプリケーションサーバー(Application Server)

 

Webサイトの「動的な部分」、例えば、ログイン機能、お問い合わせフォーム、検索結果の表示などを処理するのがアプリケーションサーバーです。これは、ユーザーのアクションに応じて、データをデータベースから取得し、リアルタイムでWebページを生成します。

【例】ブログの記事を投稿する

あなたがブログに新しい記事を投稿すると、その内容はデータベースサーバーに保存されます。読者があなたのブログにアクセスしたとき、ウェブサーバーは「最新の記事はどれ?」とアプリケーションサーバーに尋ね、アプリケーションサーバーがデータベースから最新記事の情報を取得し、Webページとして整形して返します。こうして、Webサイトは常に最新の情報を提供できるのです。

なぜレンタルサーバーが必要なの?

「Webサイトのデータなら自分のPCに保存しておけばいいのでは?」と思うかもしれません。

しかし、それでは他の人があなたのPCの電源が入っているときしかWebサイトを見ることができません。

レンタルサーバーは、専門の会社が管理する高性能なコンピューターを、Webサイト運営のために貸し出してくれるサービスです。これにより、特別な知識がなくても、あなたのWebサイトを誰でも、いつでも見られる状態にすることができます。

初心者におすすめのレンタルサーバー3選

Webサイトを始めるには、信頼できるレンタルサーバーを選ぶことが大切ですのです。ここでは、特に初心者の方におすすめのレンタルサーバーを3つご紹介します。

 

1. エックスサーバー

 

最も多くのWebサイトで利用されている、国内シェアNo.1のレンタルサーバーです。高速な表示速度と安定した稼働率が魅力で、WordPressの自動インストール機能など、初心者にも優しい機能が充実しています。マニュアルやサポートも充実しているので、困ったときでも安心して利用できます。

 

2. ロリポップ!

 

コストパフォーマンスを重視したい方におすすめのレンタルサーバーです。月額料金が安く設定されており、初めてのWebサイト運営にかかる費用を抑えられます。シンプルな管理画面で操作が簡単なので、「まずはWebサイトを試してみたい」という方には最適です。

 

3. ConoHa WING

 

最新の技術を取り入れた、非常に高速なレンタルサーバーです。特にWordPressの表示速度に定評があり、アクセスが集中するブログやサイトでも快適な表示速度を維持できます。高速表示はSEOにも有利とされており、本格的にWebサイトを育てていきたい方にもおすすめです。

まとめ:サーバーはWebサイトの心臓部

この記事では、サーバーの基本的な役割と、Webサイト公開に欠かせないレンタルサーバーについて解説しました。

サーバーとは、Webサイトのデータを保管し、ユーザーのリクエストに応じていつでもデータを提供する、いわばWebサイトの「心臓部」です。

Webサイトの公開は、専門知識がなくても、レンタルサーバーを借りることで誰でも簡単に始めることができます。今回ご紹介したレンタルサーバーは、いずれも初心者向けの機能やサポートが充実しているので、ぜひあなたのWebサイト作りの第一歩として検討してみてください。